設計で意識していること

こんにちは。建築屋kateiの朝倉です。

現在進行中のオーナー様邸宅をご参考にさせて頂き、弊社の設計のポイントを少しご紹介いたします。

『西尾市岡島町の物件』

こちらの物件は、築約35年の17坪の平屋を、約10坪程増築してフルスケルトンリノベをさせて頂く予定の建物になります。オーナー様のご実家の横にある離れを今回は工事をさせて頂きます。

メインのリビングは畳リビングになり、その脇には元々敷地にある中庭が望めるようになっております。

さらにはその視線の先に抜けるように、座卓コーナーとコーナ窓スペースが配置され開放感とくつろぎを与える空間構成としております。

フルリノベですので、性能向上はもちろんですが、元々ある中庭の緑を借景したり、ご実家との距離感を意識して計画を進めさせて頂いております。

※リビング イメージパース


『豊橋市大脇町の物件』

こちらの物件は新築平屋建てでのご計画になります。

土地検討からご一緒させて頂きました。

遠くに見える山々を意識するかのような、シンプルな三角屋根形状をしております。

平屋らしく、外とのつながりを意識して、深めの軒下空間とデッキスペースで日々の暮らしを豊かにします。外観はあまり複雑な形にしない事で、外部の面積も減りコストも削減でき、またメンテナンスにおいても有利に働いてくると考えております。

※南外観 イメージパース

『豊橋市岩田町の物件』

こちらの物件は新築二階建てでのご計画になります。
土地検討からご一緒させて頂きました。

オーナー様は外遊びや家庭菜園にもご興味があり、外空間を有意義に過ごせるよう、深めの軒下空間と室内側とのつながりを意識した計画となっております。

※東面 イメージパース

この物件は北側道路という、本来であれば日当たりが不利になるケースが多い敷地条件ですが、周りに建物などが建った場合などをシミュレーションし、吹き抜け部分からの採光確保や、窓からの抜け感などを検討させて頂いております。

※リビング イメージパース

今回いくつかご紹介させて頂いた事例で共通しているのは、全ての設計に意味があるという点です。

オーナー様の想いや、敷地条件、コスト、窓から見えるものや抜け感、屋外空間とのつながり。

高性能が当たり前になってきた住宅業界ですが、高性能な先に何ができるか、見えるか、全てはその後の暮らしが豊かになる事が大切だと考えております。

設計の大切さを改めて認識するとともに、引き続き住まい手のために何ができるかを真剣に考えてこれからも励んでまいりたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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後悔させない家づくりを

建築屋kateiは、豊橋市を拠点に高気密高断熱で設計力と素材感、現場力にこだわり、『愛着の湧く家』を提案している設計事務所+工務店です。
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