無垢床 普段のお手入れって大変?【愛用品紹介・洗剤の種類】

無垢床普段のお手入れは大変?

建築屋kateiでは、フローリングに無垢材をご提案することが多く、コンセプトハウスの床も、無垢フローリングです。
コンセプトハウスの床は、杉無垢フローリングの浮造りと呼ばれる仕上げの床です。

そして、新築以来3年間、無塗装で生活してきました。(コンセプトハウスでは夫婦+子ども2人の4人家族で実際に暮らしています。)

床板選びの際、無垢床はお手入れが大変なのでは?と心配される方もいらっしゃると思いますが、そんなことはないかなと、個人的には思います。

今回は具体的にどんなお手入れをしているか、実際の様子をブログにしたいと思います。

普段のお手入れ

私たちはこの住まいの前に3、4年ほどアパートで暮らした経験がありますが、その頃と基本的なお掃除の仕方は変わらず、掃除機とフロアワイパーです。
ただ、無垢の場合は頻繁な水拭きは避け、から拭きが基本とされていますので、毎日のようにウェットタイプのフローリングワイパーで拭くことはしなくなり、アパート時代のフロアワイパーは買い替えました。

買い替えたフロアワイパーはこちら

杉無垢床 MQモップ
MQ Duotex / プレミアムモップ

浮造り仕上げの床は凸凹しているので、薬局でよく売っているような使い捨ての化学繊維の掃除用シートでは引っかかってしまいます。

ですので、フロアモップは洗って繰り返し使えるこちらのモップを使っています。
お値段はそこそこしますが、スムーズな動きとほこりや髪の毛をしっかりキャッチしてくれる所が使いやすくおすすめです。

今現在の基本的な掃除は、モップでのから拭きと掃除機での掃除です。モップは音が出ないので、夜でも早朝でも家族がテレビを見ている時でも使うことができて、正直、掃除機よりも活躍してくれています。

週に1度ほど、このMQモップで水拭きをしていますが、水拭きをした後はさらりとした触り心地が気持ちいいです。

その他で水拭きをするタイミングは、何かをこぼした時ですね。
飲み物をこぼしたり、キッチンで洗い物をしている時に水や油が盛大にはねた時には、なるべく早めに水拭きをしています。(少しくらいの水や油はねだと、放っておいちゃいますが。。)

ちなみにキッチン、ダイニングも杉無垢の床です。

大工造作キッチン
1年目はキッチンマットを敷いていましたが洗濯が面倒でやめてしまいました

塗るのも楽しそうだし、そろそろ蜜蝋ワックスを塗ってみようかな〜と思っているくらい、メンテナンスについては気軽に考えています。

特に我が家の主人は、経年変化の風合いを楽しみたいという考えなので、このまま何も塗らないかもしれません。。

注意する洗剤

無垢の床の場合、注意するべきは洗剤の成分です。

・基本的には中性の洗剤のみ!
・アルカリ性や酸性の洗剤は、木材に含まれるタンニンと反応し変色を引き起こします。

アルカリ性の洗剤

【アルカリ性の洗剤の例】
セスキ炭酸ソーダ、アルカリ電解水、重曹等

【酸性の洗剤の例】
クエン酸、水垢取りと書かれた洗剤等

皮脂汚れや油汚れ(酸性の汚れ)にはアルカリ性の洗剤。
水垢汚れや石鹸かす、尿石(アルカリ性の汚れ)には酸性の洗剤が効きます。

汚れの原因が分かっている場合には、アルカリ性や酸性の洗剤が効果抜群だと思いますが、無垢床の掃除には、変色を避けるため、まず中性洗剤を使うことをおすすめします。

中性洗剤で汚れが落ちなければ、汚れの原因から考えてアルカリ性や酸性の洗剤を使うといいと思います。

私は新築すぐの時、写真のアルカリ電解水を使って杉の床を黒ずませた経験があります。。
それ以来、キッチンのIHやステンレスでしか使っていないので、3年経っても使いきれていません。笑

洗剤選びの際は、ぜひ裏面の成分表を確認してみてくださいね。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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