こんにちは。建築屋kateiの朝倉です。
先日、建築家・箕輪裕一郎さんの自邸「大泉寺の家」を訪れました。

駐車場やアプローチ、そして緑の取り入れ方がとても印象的で、特に好きなポイントでした。


また、敷地と道路の間にある仕切りも素敵でした。いわゆる塀ではなく、どちらかといえば“柵”に近いデザイン。バランスが絶妙で、既製品ではなくコンクリート棒型枠から作られているとのこと。

施工方法を伺ったらかなり大変そうでしたが、すごく参考になりました。

リビングのくつろぎスペースは天井高さが2.05mと低めに抑えられており、落ち着いた雰囲気が心地よかったです。




さらに印象的だったのが玄関。中まで外壁の板貼りが続き、通り土間になっているため、少し薄暗さを感じる空間に。

統一感とともに、どこかワクワクするような魅力がありました。

視察ツアーの最後に訪れたのは、同じく箕輪さん設計の「外之原の家」。

若いご夫婦と猫ちゃんが暮らす住まいで、ご趣味の骨董品が映える素敵なお家でした。

敷地はどこを切り取っても面白そうな敷地で、特に街並みを望む西側に大きく開いた開口部が印象的。半外空間や独特な土間仕上げも魅力的でした。

外壁は、お施主様ご自身が大好きなピーター・ズントーのデザインを参考にしながらDIYフル活用で施工されたとのこと。

味わい深く、カッコいい外観がとても素敵でした。


最後までご覧いただきありがとうございました。