こんにちは。建築屋kateiの朝倉です。
現在工事中の『内と外を愉しむ平屋の家』新築工事は、基礎配筋工事を行いました。
基礎配筋は、新築の瑕疵保険の検査対象項目の必須事項にもなっておりますが、自社チェックもしっかりと行っていきます。
基礎の配筋が構造計算通りにできているかを確認していきます。
外周部のチェックです。
今回のお家も汎用エアコンによる床下暖房を採用しますので、基礎内周部にはなるべく立ち上がりを少なく設計しております。
基礎が弱くなってはいけませんので、内周部には地中梁を採用して強固な基礎とします。
立ち上がりが途中で途切れている部分は、基礎梁の補強が必要になります。
構造計算上は成立していても、鉄筋量が多すぎて、多重結束などで実際に施工できない現場になってはいけませんので、構造設計の際から施工的に無理が出ないように気を使う必要があります。
基礎ベース筋が正しい間隔で施工できているかをチェックします。
鉄筋の被り厚も非常に重要です。
ベース筋下は60mm以上が基準。
スペースブロックのサイズが間違っていたり、設置向きを間違えていないかなどチェックしていきます。
一通り自主チェックを終え、少し気になる点などを微修正。
細かい事ですが、大切な部分ですのでしっかりと行っていきます。
後日、瑕疵保険の検査を受けました。
無事に合格することができましたので、今度は基礎の打設作業にうつっていきます。
ご覧頂きありがとうございました。