
山々を背景に、南の光を取り込む三角屋根の平屋
南北にひらけた敷地の特性を活かし、自然と適度につながる暮らしをかたちにした住まいです。
北側には山々や樹木の景色を借景として楽しみ、南側には大きく窓を開けたパッシブ設計を採用。
深い軒とつながるポーチがファサードに奥行きをもたらし、内と外の間に、やさしくつながる心地よい「中間領域」を生み出しています。
外観は、自然素材100%のそとん壁をまとった三角屋根の端正な佇まい。
内部は30坪の延床面積のなかに、のびやかに暮らせる工夫をちりばめました。
リビングには吹き抜けを設け、奥行と視線の抜けを確保。ダイニングの先には深い軒下空間と庭が連なり、内と外のつながりをより豊かに感じられる設計です。
空調計画にもこだわり、汎用エアコンで全館空調を実現。床下にはエアコンによる暖房の仕掛けを施し、足元からやさしく空間をあたためます。
また、大工による造作キッチンをはじめとした手仕事の数々が、住まいに温もりを添えています。
■建物概要
竣工:2025年
家族構成:単世帯
床面積:97.7㎡(約30坪)/平屋建て
建築地:豊橋市
耐震等級:許容応力度計算による耐震等級3
断熱性能:Ua値0.32、気密測定(中間時)C値0.1
長期優良住宅




















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