こんにちは。建築屋kateiの朝倉です。
家づくりを考える際、SNSやYouTubeといった手軽な情報源は便利ですが、情報源が多すぎるあまり何を参考にしたらいいかわからなくなりませんか?
そのためにおすすめしたいのが「本」を活用する方法です。
本で学ぶ家づくりの魅力
本は、家づくりに関する知識を体系的に学ぶのに最適です。
SNSや動画は情報が断片的だったり、流行を追う傾向がある一方で、書籍は専門家や著者が長年の経験や知識をもとに、じっくりと作り上げられています。
また、家の設計や施工に関する技術的な話題だけでなく、住まいに対する考え方や、ライフスタイルに合った家づくりのヒントも豊富に掲載されています。
専門的な視点での深い理解
建築士や設計士、施工に関わるプロフェッショナルたちが執筆した書籍では、実際の現場の経験や専門知識が盛り込まれています。
具体的な施工方法や素材の選び方、間取りの工夫など、実践的な内容に触れることで、家づくりに関する疑問や不安を解消しやすくなります。
自分のペースでじっくり学べる
本を読むことで、時間をかけて理解を深めることができます。
自分のペースで情報を整理し、重要なポイントにマーカーを引いたり、必要な部分を繰り返し読んだりできるのも本の強みです。
じっくりと知識を吸収することで、納得のいく家づくりに役立ちます。
おすすめの本を選んで、しっかり準備を
本を通じて家づくりの基本をしっかり押さえておくことで、設計士や工務店との打ち合わせでもスムーズに話が進み、希望やこだわりを正確に伝えることができるようになります。
後悔のない注文住宅を実現するためにも、信頼できる本を手に取り、家づくりの計画を着実に進めていきましょう。
昨今では、住宅の性能や建物の耐久性、価格の事にばかり目がいきがちですが、もちろんそれは当たり前のはなし。
けれど家はそもそも『暮らし』そのもの。
建てる事が全てではなくて、その後の暮らしの過程が大切かなと考えております。
住まい手の暮らしを設計するうえで、私も参考にさせて頂いている書籍を少しご紹介させて頂きたいと思います。
まずは、伊礼智さんの「小さな家」70のレシピ
一般住宅メーカーや住宅展示場では感じ取れない伊礼さんの設計極意が詰まった一冊です。
コンパクトな中に暮らしの豊さを生む工夫が、写真なども用いて魅力的に描かれております。
共感できる部分も多く、一般の方でも家づくりの参考になるかと思います。
続いては、ベガハウスさんの「暮らしを建てる」
こちらは題名の通り、住まい手の暮らしに寄り添って家づくりを実践されているベガハウスさんのオーナーさん宅を実例に写真や間取り付きで紹介がされています。
出来上がった直後の写真ではなく、建ってからの過程が垣間見れ、暮らしの豊かさに共感ができる一冊となっております。
今回は、設計的な目線、豊な暮らしの観点でご紹介をさせて頂きました。
これから家づくりをされる方でご興味がありましたら、ぜひ一度読んでみて下さいませ。
仰って頂けましたら、私も持っておりますので、お貸しできます。
ご覧頂きありがとうございました。