2022年9月21日

高性能リノベ工事で気密性や耐久力を保つ細かな施工のポイントは?

こんにちは。建築屋kateiの朝倉です。

今回も施工のポイントをご紹介します!!

まずは建物の気密工事の内容になります。

これは新築でもリノベでも共通したポイントです。

非常に地味〜な内容になりますが、最後まで見ていただけると嬉しいです。

冒頭の写真をご覧ください。

前回グラスウールでの壁断熱の施工のポイントをご紹介しましたが、まだまだありますよ〜

まだご覧になってない方は是非コチラから↓

壁断熱の施工の注意と防湿フィルムを別張りする理由は?

まずは写真の中の赤丸の①の部分です。

開口部(窓)と呼ばれる部分と防湿フィルムの取り合う部分にポイントがあります。

この写真の丸Aの青斜線で囲っている部分があります。

これは防湿フィルムを別貼りする際にどうしても角のコーナー部分は防湿フィルムを綺麗に貼れなくなります

そこでこの丸Aの形をした気密補助部材を使うことによって、角の難しい隙間をカバーする事ができるのです。

この部材を使うか使わないかでは、仕事の精度が変わってきます。

次に丸Bの矢印の先の部分です。

黒い縁みたいなものが見えるかと思います。

これは窓の内側の隙間をウレタン充填にて補強断熱しさらに隙間を無くすためにコーキング処理を施した様子になります。

こうする事で窓周りの気密を強化することができます。

続いてこちらの丸Cの部分です。

丸い配管の周りに黒い縁見たいなものが見えるかと思います。

実はこれ、配管まわり専用のテープになります。

皆さんもガムテープなどでやってみてもらえればわかるかと思いますが、丸いものをテープで貼ろうと思うと何枚も切り貼りしていかなくてはいけません。

しかしこの専用のテープは元々丸い形状になっているテープの為、継ぎ目が一切なく非常に施工し易くなっております。

便利な商品があるものですね。

こういったものを活用することで施工精度の向上と時間の短縮に繋がっていきます。

続いてはこちらの写真です。

皆さんどこの写真かわかりますか〜?

はい、これは屋外の屋根裏部分の軒天と言われる場所の写真になります。

これは化粧軒天と言って垂木や野地板が表しの仕上げになっている軒天になります。

築年数が経過している建物だとどうしてもこういった屋外の木部分は痛みが進行していきます。

そこでリフォーム工事の際、化粧木部の再塗装仕上げをおススメしております。

こちらの写真は既に化粧木部を再塗装仕上げをしたものになります。

もちろん既存の状態にはよりますが、再塗装をすることによって見た目、耐久力の向上が期待できます。

今回はキシラデコールという屋外木部用塗料の(シルバーグレイ色)を選択しました。

リフォーム工事の場合、既存の木部の劣化具合や元々の色合いがある為どんな色目も選択できる訳ではありません。

そのため綺麗に仕上げるコツは、既存の色に近い色もしくはそれよりも濃い色を選択する事がオススメになります。

今回はもともとの木部が薄いグレーに既に変色しておりましたので、後の経年変化も考慮して同型色で仕上げをさせて頂きました。

塗装の際の木部吸い込み違いによる色ムラも少なく、綺麗に仕上がっております。

続いてはこちらです。

またちょっとマニアックな内容にはなりますが。

写真の赤矢印の部分が耐久力向上のポイントになります。

これは外壁の防水層と化粧軒天の取り合いの隙間をコーキングと防水テープによってそれぞれ処理をしている写真になります。

こういった細かな処理をしておかないと、暴風雨時などに雨漏れ等の原因になる恐れがあります。

私の感覚では多分多くのリフォーム会社さんでは気にされてないんじゃないかな〜

手間のかかる作業で実際やろうと思うと地味な作業で結構大変なんです。

コストばかりを重要視されるとこういう手間のかかる部分がしっかりできているのか心配になります。

フルリフォーム工事で新築同様の性能と機能を発揮しようと思うと、こういった細かな配慮と知識、施工力が伴わないと難しいのではと思います。

高性能フルリフォーム、ご興味ありましたら是非お問合せ下さい。

最後までご覧頂きありがとうございました。