快適な暮らしは温熱性能から
夏はさわやかに涼しく、冬はふわっと暖かく
過度な空調設備に頼る必要がなくなるので
1年を通して「快適な室温」の住まいは「不快」な思いが無くなります。
快適な室温を実現する建物の断熱性能

東三河という温暖な地域で費用対効果が一番得られる仕様として、「外皮性能グレード(HEAT20)でG2」(断熱等級6)を基本仕様にしています。
ご希望の場合は性能を更にアップさせることも可能です。
高性能樹脂サッシが標準

温度変化への対応、湿度調整、メンテナンス性などさまざまな観点から、より快適に暮すために最適なサッシをご提案しています。
現在はコスト、施工性、意匠の総合的観点からAPWシリーズを推奨しております。
全棟気密測定による安心の気密性能

全棟気密測定を実施しています。気密性能については、実際の建物ごとに実測しなければ、本当の性能値はわかりません。
C値は新築住宅の場合は0.5以下、フルリノベの場合は1.0以下を保証致します。
空調システムは汎用エアコンを使用

床下エアコンとは、普通のエアコン1台で、家中を足元から暖めることを可能にする空調システムです。
最大の特徴は、特殊な部材を一切使用せず、市販されている一般のエアコンのみで実現できるシンプルなシステムという所です。修理も交換も簡単でローコスト。それでいて、床暖房より導入費もランニングコストも割安です。
建物自体の高い断熱・気密性能と知識があるからこそ、採用が可能な空調システムです。
高性能薪ストーブ

高性能薪ストーブとはドイツのDIBt認証を受けた、気密性の高い住宅でも安心して使用できる薪ストーブのことです。
鋳物ストーブとは違い、高い燃焼効率を実現し、建物自体の高い断熱・気密性も相まって、これまでの薪ストーブと比べると、薪の消費を5分の1程度に抑えることが可能です。
確かめることの大切さ

建築屋kateiの建物仕様は、実際に住んでみてどうなのか?
数値やシュミレーションだけでなく、計測器を設置して一年中測定をしております。
実際に設計者が住んでいる建物で実施しているため、体感との誤差などを毎日チェックできます。
温度測定

青いグラフが2023年の8月の夏のデータ、赤いグラフが2023年の2月の冬のデータです。
夏は小屋裏に設置してあるエアコン1台のみ稼働しており、概ね28度より暑くなっていないことが分かります。
冬はエアコンはほとんど使わず、朝と夜のみ薪ストーブを使います。時折朝方は18度近くまで落ちますが、それでも下回る事は無く、日中は日射取得のみで過ごせます。
体感も1年を通して非常に快適です。そのため、温熱性能の大切さを身をもってお伝えすることができます。
湿度測定

温度と合わせて湿度も測定しております。
青色のグラフを見ていただいても分かるように、夏場は時折70%近くまで湿度が上昇してしまう時があったようです。
除湿については改善の余地があり、体感では不快に感じることは無かったですが、対策は必要なことがわかります。
冬場は高気密・高断熱なだけあって、時折乾燥気味です。それでも体感では不快に感じる事はありませんでした。
CO2濃度も測定

C02濃度の測定は、普段24時間換気が正常に作動できているかを見ております。
測定建物は、第一種のダクトレス換気扇を採用しております。グラフを見ると、なぜか夏も冬も18日付近に数値が大きいです。
室内の二酸化炭素濃度は1000ppm以下が一つの基準になります。それを大きく超えてくると人によっては眠くなったり、気分が悪くなる方がみえます。
一時的に大人数が集まったり、子どもが走り回ったりするだけでも、濃度が一気に上がりますので、グラフのように普段が大丈夫であれば問題ありません。
24時間換気も目に見えない空気の流れですので、こういった測定をしないと本当に換気ができているのかが分かりません。
サーモカメラ

サーモカメラを利用して、床下エアコンなどの空調設備が正常に作動するかどうかのチェックを行います。
空気などは目に見えないものなので、こういったサーモカメラは非常に有効で、温度の変化がよく分かります。

床下ガラリから温風が吹き上げているのが、色の変化によって分かります。
こういった確認作業を経て、自信を持ってお客様へご提案をさせていただきます。