こんにちは。建築屋kateiの朝倉です。
現在建築中、新築工事の基礎工事の様子の一部をご紹介します。
前回の続きになります。 これまでをご覧になりたい方はこちら 住宅のベタ基礎ができるまで①地業・捨てコン 住宅のベタ基礎ができるまで②墨出し・配筋 住宅のベタ基礎ができるまで③型枠・配筋検査
さて今回は、コンクリート打設の様子です。
天気は快晴です。良かったー。
ポンプ車と呼ばれるコンクリートを遠くまで配る専用の車の到着です!
サポと呼ばれる(あだ名)型枠が開かないようにする補強材もしっかり効いているか最終チェック。
打設作業が始まりました。
まず浮き方枠下を攻めていきます。
こうしないと、どれだけ立ち上がりにコンクリートを流しても外側に流れてしまい一向に進みません。
外周部分も先に下側にまわっていきます。
人通口下の補強部分も忘れずにしっかり施工します。
外周部は基礎巾木が打ちっぱなし化粧になるので、私も必死に棒で空気抜きを適度にアシスト!笑
こんな感じの作業がひたすら続きます。
ほぼほぼ完了。汗
一体打ち本当に大変です。
基礎屋さんの技術力に感謝です。
コンクリートを打設してしばらく待ち、タイミングをみて
基礎屋さんはベースコンクリートの表面を平に整えていきます。
なんとか無事に完了できました。
少し日を空けて次は内側に残る一部の立ち上がりコンクリートの作業です。
まず墨出しをします。
型枠の位置を確認したら組み立てます。
ベースコンクリートがあるのでそこにしっかりと固定します。
あとはコンクリートを流せば完了です。
ほぼほぼ一体打ちで完了してしまっているので、
すぐに完了しました。
次はレベラーの準備をします。
レベラーというのは基礎の天端を綺麗に整えてくれる専用の仕上材になります。
前回施工した一体打ち部分には、専用のプライマーを塗布します。
基礎コンクリートとレベラーの密着度を高めます。
しっかりと塗り塗りします。
規定の分量通りに水と混ぜて練っていきます。
あとは事前に決めた高さになるように基礎の中に流し込んでいきます。
一昔前までは、この作業をモルタルとコテで基礎屋さんが頑張っていたらしいです。
平にするのはほぼほぼ無理でしょうね。
現代のこの方法であれば流すだけでレベラー自身がある程度水平になってくれるので、とても簡単で精度が高いです。
レベラーを流し終えたら、雨や極度な乾燥を防ぐ為に養生を行います。
あとは暫く養生をしたまま置いておきます。
規定のコンクリート養生期間が経過したら、型枠の脱型作業に移ります。
最後までご覧頂きありがとうございました。