2022年8月31日

性能向上リフォームで寒い冬も暖かい床に

こんにちは。建築屋kateiの朝倉です。

弊社でも力を入れている高性能リフォームの一部を紹介したいと思います。

そもそも高性能リフォームとは何か?

弊社では高性能リフォームの“高性能“という部分は、弊社で施工する新築同等以上の断熱・気密性能の確保と耐震性能の向上を行い快適な住環境を実現する事と考えております。

※但し木造リフォームの場合、築年数や程度により耐震性向上の方法は様々な為、コスパも考慮し最善を尽くす事としています。

建物全体をフルスケルトンの状態にしてからリフォームすることを前提としており、意匠性、機能性、間取りを向上することを目的としています。

今回はその中でも床の断熱と気密のお話です。

コチラの写真をご覧下さい。

ピンク色のものが見えると思いますが、こちらが断熱材になります。

大引きと呼ばれる床を支える木材の間に隙間無く埋め尽くされております。

この断熱材は厚みが105mmあります。

続いてこちら↓

大引材よりも上の部分にもう少しサイズの小さい根太と呼ばれる木材が細かく並べられているのが見えるでしょうか?

そしてその根太材の間にも隙間無くピンクの断熱材が施してるのがわかります。

こちらの断熱材は厚みが55mmあります。

通常他社さんで多いのはこの大引材の間か根太材の間かどちらかにしか断熱材を入れてないケースが多いです。

この二重に断熱材を施工する工法を付加断熱と言います。

この付加断熱のメリットは断熱材の厚みを厚く確保できること。

さらに熱橋と呼ばれる(木材の部分は断熱材と比べると冷えやすい)箇所を限りなく減らすことができること。

この実例の場合厚みを合計で160mm確保しております。

続いて↓

こちらは先ほどの断熱材の上に下地の合板を施工した様子。

合板の取合い部分を気密テープによって気密処理を施します。

コチラは以前新築の床断熱でもご紹介した内容と同様です。

【関連記事】床断熱の気密処理のポイントを紹介します

こうする事で室内の湿気を入れない事と床下の冷気をシャットアウトします。

気密処理をしっかりと行ったうえでさらに仕上げに無垢フローリングを貼ります。

推奨しているのはより表面温度が高く感じる針葉樹と呼ばれる柔らかい種類の樹種のフローリングです。

こうする事で床が本当にあったかい。

あとは窓などをしっかりとすれば冗談抜きで床暖房は不要です。

床は常に触れている部分

断熱材の数量が増えるためコスト増にはなりますが、古い木造住宅の場合だとこの大引き、根太工法のケースが多い為、特に大きく施工のやり方を変える必要は無く、比較的導入しやすく費用対効果も高いです。

弊社は今後もリノベーション工事にも力を入れていきたいと思います。